Lowest / Highest Price
特定期間の最高・最安値帯に達した際にエントリーします。極端な価格での平均回帰を狙います。
LucidasoftのR&D研究所はアルゴリズム取引戦略を設計し、バックテストで検証します。価格帯、ピボットポイント、ボリンジャーバンドを組み合わせた6つの戦略を46ヶ月分の実際の相場で繰り返し検証し、指標を算出しました。
アイデアをコードに落とし込むのは数日で終わります。そのルールが実際に利益を生んだのか、どの局面で崩れるのかを確認するには、はるかに多くの時間がかかります。
短い期間ではたまたま当てはまるルールが出てしまいます。46ヶ月分のデータで上昇・下落・横ばい局面すべてを通過させます。
年間収益率が高くても変動が大きいと実際の取引では耐えられません。Profit FactorとSharpe Ratioを併せて見ます。
取引頻度が高い戦略と低い戦略ではメリット・デメリットが異なります。ひとつを選ぶのではなく、状況に応じて選択できるようにします。
銘柄・足の単位・初期資本を揃えてこそ、戦略間の比較に意味を持たせられます。
トレンドフォローから高頻度スキャルピングまで、性格の異なる戦略を設計しそれぞれバックテストしました。カードをクリックすると下の比較表で該当戦略がハイライトされます。
特定期間の最高・最安値帯に達した際にエントリーします。極端な価格での平均回帰を狙います。
ピボット計算により導出したレジスタンス(R)とサポート(S)に達した際にエントリーします。転換点を捉えます。
価格が上位・下位20%圏にあり、かつピボットR3/S3に触れた場合のみエントリーします。両条件を満たす必要があります。
ピボット圏とボリンジャーバンドを併用してエントリータイミングを絞り込みます。ボラティリティ指標でタイミングを補正します。
最高・最安値圏の20%領域にあり、かつボリンジャーバンドの上限・下限に触れた際にエントリーします。
ボリンジャーバンドのブレイクを基準に頻繁に取引を行います。1件あたりの目標利益を下げ、回数で積み上げます。
同一条件 (EURUSD・5分足・初期資本$10,000) で実行した結果です。取引回数が多いほど良いわけでも、収益率が高いほど安定しているわけでもない点も併せて明らかになります。
| 戦略 | タイプ | 取引回数 | Profit Factor | Sharpe Ratio | 勝率 | 年間収益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 01 Lowest / Highest Price | Trend Following | 161 | 72.3% / 74.0% | 22% | ||
| 02 Pivot Point | Reversal | 642 | 78.3% / 79.1% | 80% | ||
| 03 Pivot + Price | Hybrid | 319 | 83.3% / 77.7% | 45% | ||
| 04 Pivot + Bollinger Bands | Volatility | 319 | 83.3% / 77.7% | 49% | ||
| 05 BB + Price | Trend + Volatility | 645 | 78.0% / 79.3% | 40% | ||
| 06 BB (High Frequency) | HFT / Scalping | 4,228 | 79.0% | — |
Profit Factorは総利益を総損失で割った値で、1を超えると収益構造となります。Sharpe Ratioはリスク対比の収益を表し、高いほどボラティリティに対するパフォーマンスが良好です。
戦略間の比較が可能なよう、同一条件で実行しました。
ひとつの戦略を46ヶ月分の5分足で実行するには数十万本のローソク足を繰り返し計算する必要があります。その工程を自動化するバックテストプラットフォームを自社開発して使用しています。
46ヶ月分の5分足は数十万本のローソク足になります。戦略ごとにこれを繰り返し計算できるようデータパイプラインを構築しました。
期間・目標利益・ロットサイズといった変数を変えながら繰り返し実行し、条件別の結果を比較できるようにしました。
Profit Factor、Sharpe Ratio、勝率、最大ドローダウンを実行終了直後に計算し、レポートとして残します。
異なる戦略を同一条件で実行し並べて比較します。条件が異なると比較自体が成立しません。
R&D研究所のマルチエージェント構造を適用し、市場状況の分析と戦略選択を自動化する研究を進めています。
特定の期間にだけ適合するルールは実際の取引で崩れます。期間を分けて検証し、条件をシンプルに保ちます。
本ページの数値は過去の相場データを用いた バックテスト結果であり、将来の収益を保証するものではありません。過去の実績が繰り返される保証はなく、実際の取引ではスリッページ・スプレッド・約定遅延などにより結果が異なる場合があります。
本内容はLucidasoftの 技術研究成果を紹介するための資料であり、特定の金融商品の売買を勧誘したり投資を勧誘したりするものではありません。投資判断およびその結果に対する責任は利用者ご自身にあります。